⽣活の知恵

土鍋を焦がしてしまったときの復活法

重曹を入れて20分煮れば焦げが復活します。

必要な道具

重曹大さじ3 / 水 / 木べら / スポンジ / ゴム手袋 / 酢(頑固な焦げ用)

手順

  1. 水を入れる – 土鍋に焦げが完全に隠れる量の水を入れます。
  2. 重曹を加える – 水1リットルに対して重曹大さじ3を入れます。
  3. 20分煮る – 中火で沸騰させ、弱火で20分煮ます。重曹のアルカリ性が焦げを分解します。
  4. 一晩放置 – 火を止めてそのまま一晩放置します。焦げがふやけて浮いてきます。
  5. 木べらでこそげる – 翌朝、木べらで優しく焦げをこそげ取ります。金属製は土鍋を傷つけるので使いません。
  6. スポンジで洗う – 柔らかいスポンジで残った焦げを洗い流します。
  7. よくすすいで乾燥 – 水で重曹を完全に洗い流し、風通しの良い場所で完全に乾かします。

頑固な焦げには酢を追加

重曹で落ちない焦げは、重曹大さじ3+酢大さじ2を加えて煮ます。シュワシュワと泡立ち、さらに強力に焦げを分解します。

Tips

  • 金属たわしは厳禁 – 土鍋の表面を傷つけます。必ず木べらと柔らかいスポンジを使います。
  • 完全に乾かす – 濡れたまま火にかけると割れる危険があります。必ず完全に乾かしてから使います。
  • 空焚きに注意 – 土鍋が焦げる最大の原因は空焚きです。必ず水分があることを確認してから火をつけます。
  • 使用後はすぐ洗う – 汚れが乾く前に洗えば焦げ付きません。使ったらすぐ水に浸けておきましょう。

まとめ

土鍋の焦げは重曹を入れて20分煮れば復活。ポイントは「重曹で煮る」「一晩放置」「木べらでこそげる」「完全に乾かす」。正しくケアすれば土鍋は何十年も使えます。

注意事項

金属たわしは使わない(表面が傷つく) / 濡れたまま火にかけない(割れる危険) / 完全に乾かしてから使用 / 急激な温度変化は避ける